映画コースではみなさんが求める理想の映像を現実にするための様々なノウハウを学んでいきます。例えば、面白さや感動が伝わる映像演出や脚本の仕組みを学んだり、様々なプロフェッショナル機材に触れて、観客に伝わる映像を撮影するための力をつけていきます。それらを通じて「映画をもっと好き」になって頂き、卒業後に撮影現場で活躍出来るような人材を目指します。
自分にしかできない方法で、観る人に感動を伝える作品を仕上げる。映画作品制作の中心となる職業です。理想とする映像をスムーズに撮影するために、演出や技術などの様々な知識や経験が必要です。
多様な撮影機材を駆使して、演技やロケーションの素晴らしさを的確に映像に収める。撮影現場の中心的となる職業の1つです。
どうすれば観た人に感動が伝わる作品が作れるのか。企画や脚本執筆はもちろん、映像の構成や、撮影現場での演出の考え方などの実習を重ねることで、自分ならではの表現方法を見つけていきます。監督は作品制作の中心となるため、映像表現や撮影技術に関する総合的な知識や経験が必要です。仲間との学びや作品作りを通じてやりがいや達成感を経験して頂きます。制作した作品はコンクールなどに応募し、評価・上映されるようなクオリティの高い映画の完成を目標とします。
映画制作の現場は分野に特化プロフェッショナルの集団です。映像制作の中心となるカメラを担当する撮影部、光をコントロールして印象的な絵場面を演出する照明部、マイクや録音機を使って映像だけでは伝わらない臨場感を伝える録音部など、それぞれの部署が連携し合うことで一つの作品が制作されます。様々な機材に触れて実習を重ねながら、自分の好きなことや、得意なことを発見し、撮影現場で働くプロフェッショナルを目指します。
16mmフィルムによるグループの制作で映画制作の基礎知識を習得。撮り直しのきかないフィルムの世界を知ることで映画の原点を学びます。
映画監督やディレクターの方などを招いて行う特別なセミナー。映画制作のリアルな現場を体感することが出来ます。
テレビスタジオやロケにおける音声収録の基礎知識や、マイクセッティング、収録などの基礎技術を学びます。
映画制作を通して高品質なデジタルシネマ用カメラの使い方をレクチャー。レンズの違いやフレーム数の仕組みなどを学びます。
機材の準備から撮影行為まで段階を追って技術を学び、現場のプロフェッショナルになるための基礎を身に付けます。
スタジオやロケのシーンに合わせての照明テクニックをな映像を学びます。機器の扱い方からライティング技術まですべてが身に付きます。
パフォーミングアーツ学科とコラボによる映画制作。実習で身につけたスキルを活かし、同じ学校で学ぶ俳優さんに出演頂き映画撮影を行います。企画や脚本、ロケーションハンティング、小道具、衣装の準備から始まり、演出・制作・撮影・照明・録音など部署に分かれて撮影に挑み、編集や整音を経て完成に至るまで全ての工程を経験します。
本格的な作品制作を行うために本格的な"シネマカメラ"を複数台導入しています。カメラ本体には、マットボックスやフォローフォーカス、複数のモニターなど様々なアクセサリーをつけてカスタマイズ。一般的なカメラとは一味も二味も違う撮影を経験出来ます。ここでしか出来ない作品作りに没頭してください。
学年末に制作する作品はそれまでの学びの集大成です。完成した作品は、会場を借りて一般のお客さんに向けて上映会を行います。ポスターを作ったり、予告編を編集したり、お客さんに来てもらうための工夫も映画制作の大事な一面です。作品は観てもらって初めて完成です。こだわりの作品がお客さんの前で「完成」する瞬間に是非立ち会ってください。
など
主な内定先⼀覧をさらに見るなど
映像・音響処理の基礎知識を習得した方を認定するための試験です。合格すると業界で通じる技術の基礎知識を身につけた証になります。また、映像コンテンツ制作に関連するスタッフの方と共通の知識を持つことができ、良質なコンテンツ制作にもつなげていくことができます。
CGクリエイター検定とは、CG(コンピューターグラフィックス)を利用して映像表現を行うデザイナー・クリエイターのための検定試験です。試験では、CGによる2次元映像、構図やカメラワーク、3次元CG制作の手法などの映像制作やアニメーション作成に関する基本的な知識・技術を問われます。
フルーハーネス特別教育とは、新ルールに対応し、作業者が正しい使用方法を理解して安全性を向上させるための教育です。足場の組み立てや解体などに従事する作業員に必要な資格です。コンサート・舞台制作での現場でイントレの設置や、ステージ設営などの作業が可能となります。
2006年「なま夏」を自主制作し、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭のファンタスティック・オフシアター・コンペティション部門のグランプリを受賞。「ばしゃ馬さんとビッグマウス」、「麦子さんと」「銀の匙 Silver Spoon」、「ヒメアノ~ル」を監督。18年には「犬猿」『愛しのアイリーン」の監督を務めた。
ビジュアルアーツの特別顧問を務める。1997年、劇映画デビュー作「萌の朱雀」でカンヌ国際映画祭のカメラドール(新人監督賞)を史上最年少で受賞し、2007年には「殯(もがり)の森」で第2席に当たるグランプリを獲得した。樹木希林さん主演の「あん」(15年)も監督。日本人では初めてのカンヌ映画祭の審査委員を務めるほか、10年から故郷で「なら国際映画祭」を立ち上げ、後進育成にも尽力している。
在学中から自主制作映画を監督。卒業制作「全力ボンバイエ!」が第2回京都学生映画祭入選、第2回水戸短編映像祭水戸市長賞を受賞。2004年に「自転少年」で商業デビューを果たす。2009年「60歳のラブレター」がスマッシュヒット。2018年11月には初のプロデュース映画「ヌヌ子の聖★戦」が公開。続く最新作「そらのレストラン」が第67回サン・セバスティアン国際映画祭カリナリー部門(食部門)に出品された。